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百貨店の相次ぐ閉店と中高年層への影響!跡地の理想的なプランは?

百貨店の相次ぐ閉店と中高年層への影響!跡地の理想的なプランは?
最近、百貨店の閉店が相次いでいますね。(昨日の記事にも書きましたが)

とくに、2019年だけでも、地方の百貨店10店舗が閉店または閉店予定です。

どの世代の方も、百貨店については、それぞれにの温かい思い出がありますよね。

 

高度経済成長のころ、

百貨店は、ちょっとしたお出かけの場でした。

休日に、よそゆきの服を着て、帽子をかぶり、お母さんはハイヒールを履いて出かけたものです。

サザエさんの弟のカツオ君も、さくらさん家のマルちゃんも、ウキウキでお出かけしていましたね。

 

その後、建物が老朽化が気になり始めたころには、あちこちの百貨店でランクアップの改装工事が行われ、若者心をくすぐるおしゃれが詰まった場所になったかと記憶しています。

そのころから、デパート独自の商品だけでなく、どちらかというと、セレクトショップが若者を引き付けました。

残念ながら、中高年世代にとっては、行きつけの売り場と食料品売り場以外、用事を見つけにくいところになってしまったのではないでしょうか。

ここでは、百貨店が、いつの間にか「ワタシの場所」でなくなってしまったのには、どんな理由があるのか、これからその跡地はどうなっていくのかを考えてみたいと思います。

地方の百貨店の閉店が相次いでいる理由は何か

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地方の百貨店が相次いで閉店している理由や原因を一つずつ挙げていきます。

1若者の地方離れ・都会でのショッピング志向

地方の百貨店閉店の一番の理由は、若者の地方離れではないでしょうか。

いつの時代も、若者のオシャレの発信地であるべき百貨店でしたが、当の若者の数自体が減っています

それだけでも十分に百貨店での消費が減る理由になりますね。

また、その百貨店の立地が大都市から離れた地方であったりすると、同じ買い物をするなら、都会のファッションビルでと考えるのも無理はありません。

 

2インターネット・スマホの普及でネットショッピングの機会が増えた

同じころから、インターネットやスマホが普及して、ネットショッピングで何でも買える時代になり、いまや百貨店でしか買えないものはありません。

以前は、ネットショッピングでは試着はできないとか、悩みの種が残っていましたが、ネットでとりよせて、試着してダメなら返品交換できるなど、サービスが向上しています。

ネット通販の魅力が着実に増して、さらに買いやすくなってきてますよね。

ますます、百貨店は窮地になりましたね。

 

3郊外の大型ショッピングセンターでショッピングもエンタメも

かつて子育て家族にとって、休日の楽しいお出かけの場であった百貨店も、現在の子育てファミリーの休日を過ごす場は、郊外の大型ショッピングセンターアウトレットマーケットになっているので、地元の百貨店は選ばれにくくなっています。

おまけに、そこには、映画化館や、スポーツ施設だけでなく、ゲームセンターなどがあって、子育てファミリーなら一日そこで過ごしたくなりますね。

場所によっては託児所のようなサービスもあるので、久しぶりに夫婦でショッピングしたり、子供も託児所のサービスに喜んだりもしています。

 

4ブームに乗って見込んだはずの外国人観光客をひきつけられなかった

インバウンドで外国人観光客が増え、地方への来客も見込みたいところでしたが、案外、特定の地方以外は影響を得ることができなかったようです。

そんな皮算用が増収につながらなかったことも一因になっているようですね。

宿泊施設が少なかったり、魅力的な娯楽施設がなかったり、外国人観光客をとどまらせることができないことが、消費を促せない理由になっているそうです。

日本人にとって最大の観光地のひとつであるはずの奈良でさえ同じような理由を抱えていると報道されていましたが、さらに、無名の地方となると、外国人観光客の注目を得ることはむずかしかったのでしょう。

百貨店閉店で中高年層にとってのライフラインがなくなってしまった

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一方、中高年層は、まだまだネットショッピングに抵抗があり、売り場で買い物をしたいと願っています。

それにもかかわらず、ごひいきの百貨店が閉店してしまうのは、寂しくてたまらない事件でしょう。

電車やバスを降りたらすぐに買い物できる駅ビル百貨店などは、中高年層のおばさまの衣食住をささえるライフラインであったと思います。

これからが、たいへんですね。

けれども、もうからない商売を顧客サービスのために継続してもらえるはずもなく、ゴーストビル化していく建物や跡地を見ては、ため息をつくことしかできません。

百貨店閉店後の跡地利用について望むことは近隣住民の公共の福祉

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さて、閉店した百貨店の跡地はどうなるのでしょう。

そのまま、ビルをこわすことなく、他の目的に使われるのでしょうか?

地方とはいえ、比較的大きな鉄道駅にあることが多い立地だと思われるので、活用法によっては、住民にっとって大切な場所に生まれ変わると期待してなりません。

少子化で、子どもが大切にされる時代であることに注目すると、子ども館や保育所などの託児施設が作られれば便利ですね。

待機児童の問題を解消する一助になるとも思われます。

 

駅近ビルに、大学のサテライトキャンパスや図書館が入っている例もあるので、立地としては、これらの施設にも適していますね。

歯科医院や、胃腸病院、検査施設などをテナントにする病院ビルもいいかもしれません。

地方の総合病院の撤退や統合も進んでいるとのことで、医療の過疎を救えるかもしれません。

最大のネックは、その地方の人口と消費能力だと思われますが、できることなら、先述した、中高年層の生活を支えるスーパーや医療施設は、ぜひとも、百貨店の跡地に備えてほしいですね。

また、駅近の好立地を使って、銀行・郵便局なども。

ワーキングママ対策に、保育所もしかり。

などあれこれ願望に近い未来予測にはなりますが、地域の人に喜ばれる施設が出来たら良いなと考えながら記事を書いています。

好立地の地方の百貨店跡は、地域住民の便利な場所であり続けてほしいと、切に願います。

百貨店の相次ぐ閉店と中高年層への影響!跡地の理想的なプランは?まとめ

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地方の百貨店の閉店が相次いでいる事実から原因を考察し、跡地の活用方法などを想像しながら紹介させていただきました。

地方の百貨店の閉店の原因

○若者の地方離れ

○ネットショッピングの普及

○大型ショッピングセンターの増加

○外国人観光客の招致の失敗

 

地方百貨店閉店後の跡地の活用方法

○子ども施設

○保育所

○病院ビル

○役所・図書館等公共施設

取り残された感が残る地元の中高年層に、新たな生きがいを与えられるような、公営の文化教室やスポーツ施設などもあったら良いかもしれませんね。

子育てを終えたこの層は、けっこう、お金と時間、それに体力だってまだまだ残っているかもしれません。

そんな人達の憩いの場として特化して地域が明るくにぎやかになったら最高ですね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^

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