先日ライティングの書き方講座に参加しまして、「4つの学習タイプ」というものについて教わりました。
講座に参加するまでは、初めて聞くテーマでライティングに必要な事なのかなと少し疑っていましたが、講座を受けてみてかなり勉強になりました。
思わずなるほど!と声が出るほどでした。
今回は、4つの学習タイプについて、例を出しながらご紹介していきます。
そもそも4つの学習タイプって何?
4つの学習タイプとは、1970年代にアメリカのディヴィッド・コルプという教育理論家によって開発された経験学習モデルのことです。
簡単に言いますと、人は何かを伝えるときに全員に対して同じ伝え方をしてしまいますよね。
ですが性格や学習タイプによって情報の受け取り方は違うのです。
そのため、自分は伝えたつもりだけど相手には全く伝わっていないという問題が度々置きます。
誰しもが全員に伝わるように話したいと思いますよね。
そんな時に便利なのがこの「4つの学習モデル」なんです!
これさえマスターできれば、どんな人にでも自分の伝えたいことが伝わるようになります。
4つの学習タイプを具体的に
人間が話を聞くときに情報を受け取ることを「学習する」といいます。
この情報を受け取るときには、4つの学習タイプに分かれます。
そのタイプを下記で4つの学習タイプとして紹介します。
①なぜ型タイプ
このなぜ型タイプの人は、
【なぜ自分には学ぶ必要があるのか?】
【学ぶと自分にメリットはあるのか】
などを意識しています。
自分が学ぶべき理由を明確に提示してあげることで、理解しやすくなります。
例を挙げてみましょう。
ダイエットの講座が開かれたとします。
「これから私は皆さんに、すぐに脂肪が落ちるダイエット法をお伝えします。
今回、お伝えするポイントを守って、ダイエットを頑張ってくださったことで、
過去にこの講座を受講した方の中には3か月で10キロも減量に成功した方がおられます。」
「もし今回お伝えするポイントを無視してしまうと、半年経っても大きな減量は厳しいです。それどころかリバウンドのリスクもあります」
この文面でのポイント、それは実践する未来と実践しない未来の両面を見せている部分です。
学んだ結果、待っているメリット(明るい未来)と、この講座を学ばないことで起きるデメリット(最悪の未来)をイメージさせることで、聞いてる方は理解しやすくなります。
②なに型タイプ
なに型タイプの人は、【具体的な根拠や内容】を重視します。
つまり、理論的な人達なので常に疑いの目で情報を見ています。
そのため、目先の利益ではなく俯瞰的にデータや情報を見せる必要があります。
例えば、、科学的根拠や統計データ、権威性のある引用などですね。
実際の論理的証拠を提示することで、伝えたいことを理解してくれるというわけです。
先ほどのダイエット講座の例をもとに見てみましょう。
「私のお伝えするダイエット講座は、これまで3年間で1万人以上の方が1か月で痩せたと実感したものになります。
受講者の82%が、3か月で5キロ以上痩せたという声を頂戴しています。
なぜ、ここまでの満足度だと思いますか?
それは、○○大学の教授に実際に検証してもらい、科学的根拠に基づいたダイエット法だからです。」
このように主観的な主張ばかりではなく、実際にデータや情報を出して、根拠となる事実を伝えてあげる必要があります。
〇どうやってタイプタイプ
どうやってタイプの人は、具体的な手順や方法が分かると理解できます。
まず初めに何をしたらいいんだろう。
常にそう思っているので、まずは何をすればよいかを具体的に提示してあげる必要があります。
先ほどのダイエット講座を例にみると、
「このダイエット法は以下のように進めていきます。
1 まずは自分が一日の中でどれだけ運動しているのか、食べているのかを記録して
「気付く」作業をします。
2 そのあとに、自分が出来ると思う食事制限や運動量をメモ帳などに書いて、
「計画」をたてます。
3 そして1週間経過したときに、これまでの1週間を振り返り、計画通りできたのか、
何が難しかったのか、気付いたことなどを「記録」します。」
こんな風に、「いつ、何を、どのように」という感じで具体的に示してあげることで理解が早くなります。
〇今すぐ型
今すぐ型は【とにかく何をしたらいいのか】を常に考えているので、最初の一歩を踏み出すきっかけがほしいと思っています。
なので具体的なアクションを提示してあげます。
まずは体験申込してくださいとか、まずはメールでお問い合わせくださいなどのような感じですね。
先ほどのダイエット講座を例に見ますと、
この講座を聞いて、ダイエットしたくなった方は、是非私のメルマガをご利用ください。
この講座について別紙で詳しく説明していますので、ぜひネットで購入してください。
上記のように具体的な行動と合わせて、自分の経験談や実体験を交えて話すと、伝わりやすくなります。
4つの学習タイプがライティングスキルを伸ばして読者に伝わる理由!まとめ
常にこの学習タイプを意識するだけで文章の伝わりやすさは変わります。
この人はこんなタイプだからこういう話し方をしようとか、こういう内容の話し方でいこうとか柔軟に話し方を変えるだけでも話の上手い人になれます。
知っているだけでもとても便利なツールだと思いますが、練習しえ使えるようになると明らかに文章力が向上します。
それに、一読者の視点でもこの4つの学習タイプを理解していると、筆者が何をどのように伝えたいのかが理解できますので、要点がつかみやすくなります。
是非使ってみてください。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^
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