トレンド

国会議員のTwitterエゴサーチは怖い?一般人への訴訟や実例も!

国会議員のTwitterエゴサーチは怖い?一般人への訴訟や実例も!
先日、一般人のTwitterのつぶやきに対して国会議員が反応し、訴訟すると発言したニュースが話題になりましたね!

Twitterでは色々な声が飛び交い、一部では「独裁者と一緒なのでは?」などの厳しい声がありました。

今回、この一連に関して、この小西議員とやりとりをしたという、一般男性へTwitterを通し、色々と聞いてきました。

何がきっかけで、こんなことが起きたのか。

そして、その方は一般のツイートに対して国会議員が反応することにどう思っているのか。

さらに、以前にも丸山穂高議員と一般人がTwitter上で論争をしたことがあったので、どんなことが起きたのかを詳しく紹介できたらと思います。

そして、筆者が思う国会議員の一般ツイートへの反応の怖さなどをお話していきたいと思います。

国会議員である小西議員と一般男性とのやりとり

とある一般男性があるツイートをしました。

【「安倍総理、高橋カズヒロさん」という憲法学者をご存知でしょうか。
 

総理「申し上げません」
 

「えええ、憲法を学ぶ学生なら誰でも知っていますよ」
 

実はそんな学者はおらず、おそらく高橋和之さんの間違いという。

 

これ以上、恥ずかしい話ってこの世にあるのだろうか。】

そして後日、このツイートに対して小西議員からTwitterが送られてきたそうです。

【顧問弁護士に通報し、名誉棄損等に該当しないか検討し、必要な措置を取ります。」

こんな流れがあったそうです。

国会議員のTwitterによるエゴサーチは批判が殺到

小西議員がTwitter上で一般男性へのツイートをした直後から、

「名誉棄損するようなこと言ってないですよ」

「こんなことで法的措置取れるんですか」

「国民の意見を弾圧するのはよくないですよ」

などTwitter上には批判と怒りの声が上がっていました。

さらに

「国民の意見や表現を委縮させる危険性があるのでは?」

「これでは独裁者と同じでは?」

などの声も上がっていました。

一般男性に、今回、小西議員から「訴訟します」と言われ、どのようなお気持ちだったか聞いたところ、やはり困惑が大きかったと言います。

自分の発言が、名誉棄損されるようなツイートとは思えないし、政治家が私人(政治家や政務を行っていない国民)を訴えるというのは、批判があるはず。

果たしてこんなことで訴えるのかとおっしゃっていました。

 

そして、悪質なツイートではないものに対して、「政治家が【法的措置を取る!】と断言するのは、国民に対して圧力をかけて意見を弾圧させたり、言論を委縮させる危険性があるのではないか」とお話されていました。

国会議員のTwitterエゴサーチには似たようなケースも

国会議員のTwitterエゴサーチは怖い?一般人への訴訟や実例も!1
以前にも、丸山穂高議員が、一般人の方のツイートに対して反応するということがありました。

この時も、とある一般人の方が【帰化した国会議員に対して、出自の情報を公開させるのは差別だろ】とツイートをしました。

後日、丸山議員がその方に対してツイートをしました。

【他国では、議員は国籍情報を含め、ちゃんと公開される。二重国籍には厳しいから。日本だって国籍が必要だけど、帰化とか二重国籍とかあいまいだしチェックなしって意味不明。この投稿も意味不明。】

ここから、一般男性と丸山議員とで論争が起き、丸山議員は、

【ワロタ。意味不明すぎる。公人(議員)はプライバシー権も制約される過去判例を勉強しろ。」

とツイート。

さらに

【あなたは小学生か。実際はおっさんか。】

と政治家らしからぬ発言をし、この発言に対して、ラサール石井さんに「あなたの文面が小学生並では。」と指摘されると、今度はラサール石井さんに向けて

海外の方からは難しい文面でしたね。フランスから起こしですか?日本語の勉強頑張ってください

と煽る発言をしました。

国会議員のTwitterエゴサーチから考える!政治家が一般ツイートに反応する怖さ。

国会議員のTwitterエゴサーチは怖い?一般人への訴訟や実例も!2
まず、丸山議員にも小西議員にも共通すること、それはわざわざTwitterを調べているということです。

どちらも、一般の方は、議員の発言に対して、個人的な意見を述べているということ。

そして、丸山議員や小西議員に直接それを言っているわけではないということ。(DMやリプを送っているわけではない)

つまり、丸山議員や小西議員はこの2人のツイートをたまたま見たわけではなく、わざわざ自分で検索(エゴサーチ)していると考えられます。

 

そして自分から検索をし、自分に対して批判的な意見を見つけ、それに対して反応する

これだと独裁者と同じになってしまいます。

さらに言えば、小西議員に関しては、一般男性のツイートと似たようなツイートをした方は多くいたはずです。

それにも関わらず、特定の1人に対して、訴訟しますと発言するのは、言ってしまえば悪質行為と同じだと思います。

 

それに一般の方は意見を述べているわけです。

国会議員というのは、国民の意見を聴きながら政治を作るというのが仕事です。

なので、批判的な意見というのはとても貴重なはずです。

それなのに、自分を批判したようなツイートに対して、弾圧しようとしたり、反論したりする。

これでは、自分がやりたいようにやらせろと言っているのと同じように思えてしまいます。

これでは民主主義とは呼べません。

政治家は独裁者ではない。

国民と共に作っていくものだからこそ、批判的な意見も受け止める必要があるのではないでしょうか。

特別講義を受けてみる

将来に備えて自分の切り札を作り込む講義

押して見る!👇

e-mail magazinee-mail magazine