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ギグエコノミーの意味と語源は?新しい働き方や仕事の具体例も!

ギグエコノミーの意味と語源は?新しい働き方や仕事の具体例も!
ギグエコノミーという言葉をご存じですか?

簡単に言うと、インターネットを通じて、単発で仕事をすることを指しています。

 

米国を中心に普及している、仕事を請け負うという働き方で、米国のソフトウェア会社であるIntuitによると、隙間時間で仕事をするオンデマンドワーカーは、2015年に240万人にのぼり、その後を増加するとしています。

実際に、2016年から2017年にかけての1年間で市場規模が26%大きくなったそうです。

 

日本で知られているギグエコノミーではUberEATS(ウーバーイーツ)が有名ですね。

芸能人がテレビやラジオなどでUberEATS(ウーバーイーツ)を利用した話も聞いたことがありませんか?

都内などでは緑色のウーバーイーツのかばんを背負ったバイクや自転車を見ない日が無いくらい日常の一部になっているように感じます。

 

UberEATS(ウーバーイーツ)は、飲食店の料理をスマホで注文し、一般人が配達をするサービスです。

配達範囲は、東京都23区と、千葉県、神奈川県、埼玉県の都市部、名古屋市、大阪市、京都市の中心部と、いわゆる都会しかありません。

UberEATS(ウーバーイーツ)の話をきくと、東京は便利で良いという感想しか持ちませんでした。

配達エリアは、随時、追加されているので、地方こそ買い物が不便なので広がると良いと思います。

ギグエコノミーの意味と語源は?

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ギグエコノミーの意味は、インターネットを通じて単発の仕事を受ける働き方です。

そして、ギグエコノミーにより成り立つ経済形態があります。

米国で2015年頃から使われるようになった用語です。

米国が新興国からIT人材を得るケースが増え、2025年には世界の市場規模が37兆円になるとの試算もあります。

 

日本では、まだ使われることの少ない言葉かもしれませんね。

ですが、2018年に1月に、厚生労働省が策定した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」で、副業の後押しが表明されました。

その影響で、副業への感心は高まっており、総務省の就業構造基本調査によると、実際に副業をしている人は、2017年に130万人弱で、雇用者に占める割合は2.2%と最高の数字となりました。

日本では、クラウドソーシングを利用して働く人も増えています。

ちなみに「crowd(クラウド)」とは、不特定の人・群衆を意味します。

sourcing(ソーシング)」は業務委託という意味です。

クラウドソーシング」と「ギグエコノミー」は、仕組みとしては似ていますが、「ギグエコノミー」の方がより、時間や場所に縛られず、自分の好きな時間、場所で色々な仕事ができると言えます。

ギグエコノミー(Gig Economy)の由来は、「ギグ(gig)」のライブハウスでのジャズやロックの、その場限りの演奏や、短いセッションという意味からです。

新しい働き方や仕事の具体例も!

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ギグエコノミーは、専門の能力のある人が、組織に縛られずに仕事をすることができ、仕事を発注する側は、コストを引き下げることができます。

手軽に好きな時間に、好きな場所で働けるといったメリットがある新しい働き方であるといえます。

実際に、ウーバーイーツで配達パートナーをしている、本業でスポーツジムのインストラクターをしている人は、本業のキャンセルがあった時に、ウーバーイーツで働いているそうです。

メリットがある一方で、デメリットもあります

労働者の安定した待遇や、保護の仕組みが不十分であることがあげられます。

オックスフォード大学インターネット研究所の調査によると、ギグエコノミーの労働者の74%が「同じ働き方の労働者と対面したことがほとんどない」と回答しています。

米国のギグエコノミーで有名なのが、配車サービスのUBER(ウーバー)、便利屋サービスのTaskRabbit(タスクラビット)、宿泊施設仲介のAirbnb(エアビーアンドビー)、ビジネス管理アプリのBreezeWorksなどがあります。

日本では、宅配のUberEats配車のJustavi、家事のANYTIMES、保育のキッズラインなどがあります。

 

ギグエコノミーは、メリットのある働き方ですが、利用者の立場から考えると、信頼性、安全性が気になります。

ウーバーイーツで配達パートナーをしている人によると、商品の受け取りを、家以外の外で行う、手だけ出して受け取る、玄関前におきてもらうといった提案をしています。

日本でもギグエコノミーが浸透してくることが予想できますが、労働者の待遇、利用者の安全が補償されてから、生活に根付くことになると思います。

現状では問題点も色々とありますが、今後改善されたり発展する働き方の1つとして今のうちから知っておいても決して損ではありません。

副業や本業、そして新しい働き方を望む人も増えている現状では1つでも手持ちの選択肢は多い方が良い時代でもあります。

今回の記事も最後まで読んでくださてありがとうございます^^

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