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鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!

鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!こんにちは!

ラーメンが好きなじんです。

僕は、始めて本格的に記事を300記事以上続けることが出来たテーマがラーメンでした。
なので、今でも個性的なラーメン屋さんやイベントに物産展などには通っています。

今回紹介させていただく、鬼そば藤谷プレミアムというお店は芸能人の店主がラーメン店をやっていることでも有名ですし、良くも悪くも話題性の高い店主のお店としても知名度があります。

店主は現役のお笑い芸人のhey たくちゃんです。
芸名に「ちゃん」が付いているので敬称に少しだけ迷いますが、それ以上に彼の名前をGoogleで検索すると「牛すじ煮込み」とサジェストに表示される味付けの濃いめな経歴をお持ちの店主さんです。

僕はミーハーですから、自分の目でどれくらい凄いのか観てみたいと思い渋谷に用事があるついでに食べてきましたが、とても勉強になりました。

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鬼そば藤谷プレミアムの雰囲気は?

お店は渋谷の雑居ビルの3階にあって、正直入りずらいですが、 鬼そば藤谷プレミアムが入っているお店自体がラーメン店ばかりのビルなので怖いお店が無いので安心です。

ちなみにビル自体がけっこう有名で「渋ビルヂング」と検索すると、かなりアートな外壁とたたずまいには凄くパンチが効いています。

この渋ビルヂングだけでも記事にしているブロガーさんもいますね。
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エレベーターの中にはちゃんとお店の広告が貼られています。

ニューヨーク最大のフートフェスに出店した実績を引っさげての開店という、他のお店との差別化できる実績があるのは鬼そば藤谷プレミアムさんの強みになっていますね。

特にロブスター味噌らぁ麺がオススメのようですから、エレベータの短い時間にもワクワクが止まりません!ただ、トッピングがパワフル過ぎて麺とスープの存在感ってどうなるのかも気になってしまうところです。
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鬼そば藤谷プレミアムの店内の雰囲気と接客は?

お店にお邪魔すると、ランチタイムを少し過ぎていたのか、けっこう空いていました。
店主と思われるhey たくちゃんが家計簿のようなモノを記載していたので、お店を経営する難しさを少し感じてしまいましたが、こちらに気がつくと、とても丁寧な接客をしてくれます。

他のラーメン屋さんよりも接客が丁寧というよりも来店を喜んでくれている感が伝わり、こちらまで嬉しくなってきちゃいます。

個人的には丁寧な接客も素敵ですが、お客さんが来たことを素直に喜んで迎えてくれる雰囲気を出せる店員さんがいるお店が大好きです。

別にお客さまだからと言って丁寧過ぎるよりも、来てくれて嬉しい!という気持ちが伝わるほうが、こんな僕でも来ただけで喜んでくれるのかぁと居心地の良さを覚えます。

あと、芸能人が出店しているお店は話題性があるので、確かめたくて何店か食べに行きましたが、ほとんどがオーナーと言う立場で、店舗にはいないことが多いです。

でも、鬼そば藤谷プレミアムはまだオープンしたばかりということもあり、オーナーが自ら接客してラーメンも作っていました。

鬼そば藤谷プレミアムのメニューやトッピングは?

今回注文したのは限定のような感じがするので蟹味噌つけ麺を肉増しで注文しました。
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メニューは観ているだけでも、近所にあるラーメン屋さんには無いような個性的なメニューばかりで凄く迷いますが、つけ麺~夏バージョン~とあるので多分、今しか食べることができないような気がしてロブスター味噌らぁ麺の予定を変更してメニューの左端にある蟹味噌つけ麺が凄く気になってしまいました。

近くにあれば、全部のメニューを制覇したいところですが、このお店に来るための交通費の往復だけで普通にロブスター味噌らぁ麺を食べられるので、トッピングの肉増し300円も特に高いとは思わず注文です。

近所のお店では贅沢しないのに、遠くにあるお店だと歯止めが効かない性格だと、旅先でカモにされるパターンだとは自覚しているのですが、珍しいお店や行列店ではトッピングは贅沢にしちゃいます。

それに、全体的にメニューのお値段が他のお店よりも若干高く設定されているのに、トッピングの肉増しは高く設定されていないので、お財布のヒモが少し緩みました。

あと、ロブスターもトッピングできるようです。

しばらく待っていると、先につけ麺のスープから提供してくれます。
このスープが甲殻類をたくさん使った旨味のあるつけダレです。

味わう前から凄い勢いで沸騰していますけど、たしかメニューにも「直火で炊いた熱々のつけ汁」とありましたが、沸騰している状態で提供してくれるって何気に素晴らしいサービスです。

つけ麺よりもラーメン派な人がその理由として挙げるのが、つけダレが冷めてまずくなることですから、沸騰するほどの熱さでの提供はしつこいようですが喜ばしいです♪
鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!5続いてやってきたのが麺です!

が、トッピングが凄すぎて麺があまり見えません。
分厚いチャーシューにけっこうな量の蟹の肉が添えられていますが、なんと言っても最も目を引くのはロブスターです。

手の届くお値段でこれほどの贅沢をさせてくれるとは…。

まだ何も成し遂げていないのに、自分は天下を取ったと勘違いしてしまうような盛り付け。

ですが、この中で最もこのお店凄いなぁと感じたのは分厚いチャーシューでも、肉厚な蟹の肉でも、主役を主張するロブスターでもなく実は麺です。

hey たくちゃんが提供してくれる時に麺はドライアイスでしめてみました。

とおっしゃっていましたが、すごく冷えた麺と沸騰するほどのつけダレの時点で最高のトッピングだと僕は思っています。

麺もキンキンに冷やして、つけダレも熱々が最もつけ麺を美味しくしてくれる魔法です。

ラーメンよりもつけ麺が優れていると個人的に思うところは温度差による感動だと思っているので、凄く豪華な鎧に包まれつつも中身も素晴らしいつけ麺だと身震いしました。
鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!
味の方はかなり濃厚な旨味なので、僕には少々最後まで最初の一口の美味しさが持続するようには感じられませんでしたが、一口目の美味しさは抜群です。

冷えた麺を熱々で濃厚なつけダレにつけて食べることの出来る幸せ。

そして、分厚いけれど、しっとりとしたチャーシューは味付けも控えめでお肉の美味しさを楽しめるので、すごく美味しいです。

ただ、これだけ分厚くて美味しいチャーシューだとご飯と一緒に食べたい気もしましたが、トッピングとして1枚でも十分に満足度を発揮しています。

他にも蟹の肉はやたら多く入っていたので原価凄い高そうなトッピングだなとお店が心配になりましたが、店主の一杯に込めるおもてなしをダイレクトで感じました。

最後に鬼そば藤谷プレミアムの看板とも言えるロブスターですが、見た目の割には食べる部分が少ないのですが、ただロブスターを茹でて添えているんじゃなくて、ものすごく丁寧な味付けをしているので、香りも良いですし、トッピングの中でも一番美味しかったです!

殻が多いので、ちゃんと殻用のおわんを用意してくれる気遣いや、細やかな調理など、目には見えない部分に相当な力を入れているお店だと思いました。

正直もっと大味で芸能人パワーに頼ったお店だと思っていましたし、それはそれで面白そうだと思って足を運びましたが、良い意味で記憶に残る素晴らしい一杯を食べさせてもらえて帰り道はずっと気分が良かったです。

プレミアムじゃない鬼そば藤谷とは?

鬼そば藤谷プレミアム
ほんとうはこちらのお店に行く予定でした^^

ですが、道を調べるためにスマホで検索したらプレミアムというスタイルでロブスターを全面に出した甲殻類の旨味を意識した濃厚なラーメンがあるとのことで、より珍しいお店を選びましたが、次は「鬼塩ラーメン」も一度は食べてみたいなと思いました。

ホタテなどを出しに使っている塩ラーメンはすごく興味ありますし、すでにプレミアムで体験した感動もあるので、渋谷に行く機会がまたあればぜひ食べてみたいと思いました。

牛すじ煮込みでも一躍有名になってしまった店主

鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!
店主であるhey たくちゃんは去年の大つけ麺博で「牛すじ煮込み」によってヤフーニュースを始め、影響力のある媒体で有名になってしまった経歴があります。

大つけ麺博で優勝したいという強い思いから、自分に投票してくれるならサイドメニューの「牛すじ煮込み」を提供するという、間接的に票を買うような行動になり不正行為として処分されてしまいました。

僕も毎年大つけ麺博には食べに行っていますが、hey たくちゃんの提供している独創的な限定メニューには毎年ワクワクさせてもらっていました。

特に原価率の高さを売りにした豪華さはライバルを圧倒していました。

利益よりも明らかにお店の知名度を挙げることを強く意識していると感じつつもお客さまに絶対に喜んでもらうという意欲が強い印象です。

 

大つけ麺博は毎年のように全国から選びぬかれた競合が勢揃いするラーメン業界のビックイベントですから、損得を抜きにして勝ちにこだわるお店が多いのも特徴です。

優勝回数が歴代ナンバーワンの千葉県松戸市の「とみ田」さんは本店も常に行列が出来る圧倒的実力のあるお店ですが、店主の富田さんの書籍「どうして人は4時間も「とみ田」に並んでしまうのか 日本一の行列ラーメン店の非常識経営哲学」という書籍の中でも、本店で使う小麦よりも大つけ麺博で提供する麺に使用している小麦は良いものを使っていると書かれていました。

それ以上に、大つけ麺博で優勝するための本店を休業したり、勝つためにあらゆる奮闘をしている姿勢が読めて非常に勉強になる本です。

タイトルが長くて自慢気なので敬遠していましたが、読むと超一流店の「とみ田」さんのテナント料や修行時代や経営マネジメントなどが丁寧に書かれているのでオススメです。

 

話がすごくズレましたが、日本一のラーメン屋の筆頭とされる「とみ田」さんとhey たくちゃんの狙いはすごく近いモノを感じました。

お客さまへの感謝の伝え方がラーメン提供以外にもなにか有るはずだという試行錯誤を僕は「牛すじ煮込み」の一件から感じました。

ただ、ラーメン一本で勝負をする潔い世界では、行き過ぎたサービスは邪道だったみたいですが、店舗経営であれば凄い強みだと思います。

勝負に勝つために露骨にお客さんにサービスをしてしまい、それが行き過ぎて不正処分となった事件ですが、逆にこれだけのサービスをしたライバル店がいなかった訳ですし、不名誉と同時にサービスのし過ぎという直接「牛すじ煮込み」を提供されたお客さんにとっては素晴らしいお店というインパクトも与えている事実が残ったハズです。

 

実は、僕も鬼そば藤谷プレミアムに食べに行って色々な独自性のあるサービスを受けました。

たまたま空いている時間帯だったので、麺をドライアイスでしめている工程を教えてもらえたり、写真で見るより明らかにチャーシューが分厚いような気がしたり、トッピングを一ついただきました。

ちょっぴり嬉しかったこともあり、帰りに店舗の情報を調べたら、今年も大つけ麺博に参加が決まり、また優勝を目指しているとあったので、ひっそりと食べに行って応援したいなと思いました。

去年の「牛すじ煮込み」をきっかけにした不正事件を受けて、店主のサービス精神にどんな影響があったのかすごく関心があたので、一度お店にいてみたいという気持ちがあり、食べに行きましたが、いまだにサービス精神が衰えるどころか磨かれていてすごく勉強になります。

鬼そば藤谷プレミアムの一杯には凄いアイデア!牛すじ煮込みが霞む逸品!9僕なら行き過ぎたサービスで世間から厳しいお叱りを受けたら、相当萎縮してしまうか、路線を変えてしまいたくなるなと思い記事を読んでいたので、hey たくちゃんという経営者から真似できる部分は真似したいと強く感じました。

 

あと、今回の記事で最後にお伝えしたいのはお店を経営するにあたり、繁盛していれば目の前のことだけに一生懸命でも十分だと思いますが、閑散期に店舗に来てくれたお客さまを特別扱いしていると思われるほど丁寧に接すると口コミに繋がります。

僕が経営者であれば、お店の閑散期に来てくれたお客さまを絶対に特別視しますし、hey たくちゃんさんも僕が考えていたこと以上のことをしてくれていました。

仮にいきなり言ったお店からなにか無料でトッピングをプレゼントされたら正直、ありがたい気持ちと申し訳無さや微妙な居心地の悪さも覚えてしまいますので、その理由を一言添えていただけるとすごく嬉しいのです。

その理由の作り方もhey たくちゃんは上手でしたし、僕以外のお客さまにもこのお店の強みとなるトッピングをサービスしていましたし、見返りを求めずに一言ラーメンの特徴を伝えてくれる接客は凄いと思いました。

僕なら長期的な資産になる口コミをお願いしたくなるけれど、去年の「牛すじ煮込み」の一件もあり、見返りを求めないという姿勢をおそらく強く持たれているのかなと去年の出来事と先日の接客と照らし合わせて感じました。

見返りを求めないサービスは、当たり外れも出ますし、再現性に欠ける経営姿勢だとは思います。

ですが、去年の大つけ麺博で不正と処罰された経験を前向きに捉えて挑戦しているようにも受け取れますし、すごく応援させていただきたいし見習いたい姿勢です。

 

僕は今までに500杯以上のラーメンを食べてきましたが、今のラーメン業界は技術も素材のレベルも最高水準を当たり前のように出すお店が多くて不味いお店を探す方が難しいです。

散歩した先で新しいお店がオープンしていたので、入ってみたら超有名店で数年修行して独立した店主が人生を賭けた一杯を提供してくれたり、ラーメン専門学校という短期で高額な学びの場に人生を賭けて学んだ人のお店だって増えています。

なので、ラーメン業界で生き残るには凄いアイデアグレーゾーンにはみ出るほどのサービス精神がなければ頭一つ抜け出せないんじゃないかなと感じちゃいます。

だからこそ、どこのラーメン店に食べに言ってもすごく勉強になりますし、中でも今回紹介させていただいた「鬼そば藤谷プレミアム」は特にマーケティングの点でも、見返りを求めない姿勢が店主の大つけ麺博への追い風になるなと感じましたし、勉強になったので記事にしました。

また僕自身の勉強のためにも、すごく美味しかったのでまた食べに行きたいです^^

 

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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