仕事探し、いろいろな方法がありますよね。
インターネットによる転職サイトが利用できるようになって、職業安定所の掲示物、新聞広告、折り込み広告だけが頼りのころに比べて、ずいぶん便利になりました。
ハローワークも駅の近くのおしゃれなビルに移転したりして気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。
お仕事探しに使うサイトも、各自のお気に入りがありますね。
たとえば、doda 、DYM就職、ハタラクティブ、マイナビエージェント、リクルートエージェント、ビズリーチ、indeedなど、お気に入りはどれでしょうか。
それぞれのサイトに得意とする職種などの特徴があり、選択がとても難しいようです。
ここでは、それを改善するべく登場した「Googleしごと検索」についてご紹介します。
求職者から見た既存の求人サイトの利便性
上記のような求人サイトは、求職者が登録するときに無料か有料かのちがいや、それぞれ得意とする分野にも差があります、
新卒か転職かによっても違いますし、目指す職種によって利用に適したサイトが変わってきます。
求人側が有料にて求人広告を出すという点においては、掲載費が大きければ、優先的に表示されるので、求職者にとっては除外したいものが先に目に入ってしまうという不都合もありました。
結局多くのサイトに登録して、検索ワードを変えて試行錯誤して比較する必要があるなど、不便が残っています。
それらの不便を打ち消すように登場したのが「Google仕事検索」です。
求職者にとってのGoogleしごと検索の便利になった特徴&使い方
検索エンジン最大手のGoogleが求人事業に参入し「Googleしごと検索」が使えるようになりました。
Googleしごと検索では、求人関連のキーワードを検索すると、検索結果上位3つの求人情報が掲載されます。
元来、Googleは無料で検索できるので、同様にGoogleしごと検索も無料で利用できます。
今までもGoogleで検索して仕事を探すことができましたが、求人側がよりわかりやすく求人情報を設定することで、ピンポイントで検索結果が出るようになったことで、便利度が増しました。
しごと検索の使い方
検索ボックスの中に、職種や場所、就業形態など日ごろの会話に出てくるような言葉を入れると、自宅からの距離、地図とともに検索結果が表示されます。
今までは、多くの相手企業サイトそれぞれをみたうえで、自分の希望する職種があるかどうかやアクセス情報から地図を見て通勤の便を検討したりして比較してから、どれに応募するかどうかを決める必要がありました。
Google仕事検索では、希望に沿った3つに絞られて表示されるので、ずいぶん使いやすくなって、既存のお仕事サイトの脅威となっています。
つまり、新しく仕事紹介の業者が増えたということではなく、既存のGoogleに仕事を検索する機能が増えたわけですね。
この便利になったという点は、かねてよりのGoogleの理念「Googleガイドライン」に基づいています。
Googleガイドラインとは
Googleにはガイドラインという取扱ルールのような決まりがあります。
Googleしごと検索で人材を見つけたい求人企業は、そのガイドラインに沿って情報を設定しなければなりません。
このガイドラインというのは、簡単に説明すると、安全で、老若男女、健常者にも障がい者にも、わかりやすく使いやすいサイトを作りましょうというルールです。
そして、ルール違反をすると罰則、つまり表示されなくなるというものです。
しごと検索においても、求人側が、検索結果に表示されやすいようにルールを守ることで、求職者がとても使いやすくなるのです。
求人企業にとっての有益かつ効率的なGoogleしごと検索の使い方
求人企業が検索されやすくなるためには、自社の求職サイトを作る必要があります。
<方法1>
採用管理システムを導入する
そのための方法のひとつに、月数万円の利用料をかけて、採用管理システム(ATS)を導入し、採用情報を一元管理する方法があります。
オンライン面接ツールを利用できるなど、採用活動を効率化する様々な機能が用意されていて便利です。
このシステムを導入することで、Googleしごと検索を活用しやすくなります。
<方法2>
Googleガイドラインにのっとた自社求人サイトを作成しGoogleに通知する
他方、採用管理システム(ATS)を導入しない場合は、先述のGoogleのガイドラインにのっとった求人サイトを作る方法があります。
Googleが指定したデータ(構造化データ)をいれた自社採用ホームページの作成し、新規に作成したホームページのURLやコンテンツを更新したことをGoogleに通知する必要があります。
限られた予算の中で、より良い人材を得るために、ふたつの方法からどちらを選択するかが問題ですが、更新の必要、そのための人手と時間の確保などを考えると、採用管理システムの導入にも魅力があるでしょう。
Googleしごと検索の使い方と掲載方法は?ガイドラインの重要性のまとめ
仕事を探すことも、人材を探すことも、当事者にとってはとても重要かつ努力が必要な作業です。
「Googleしごと検索」は、求職者が目指す仕事の場所やキーワードを検索ボックスに入れることで、検索結果上位3つが表示されます。
この便利なGoogleしごと検索の登場は、数ある既存の求人サイトにとって大きな脅威になりました。
求人企業は、自社が表示されやすくするために、自社求人サイトを作る必要があります。
Google仕事検索で表示されるために求人企業ができることは二つあります。
1採用管理システム(ATS)を導入する方法
2Googleのガイドラインにのっとった求人サイトを作り、Googleに知らせる方法
求人求職は、マッチングのスピード感がポイントですね。
「Google仕事検索」の利用によって、双方にとってそれがさらにスピーディーになったのは、たいへん興味深いことです。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^
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