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タピオカが福井県の空きテナントに好影響?ブームの理由や背景とは?

タピオカブームが空きテナントに好影響?そのブームの背景や効果は?
タピオカブームは、若い女性を中心に、その熱が冷めることなく続いています。

それゆえにマーケティング的な視点でもすごく興味深い題材です。

ツイッターやインクスグラムを見ても、タピオカドリンクを片手に写真に写る若者が多く見受けられますよね。

そんなブームの象徴となる造語「タピ活」という言葉があり、「タピオカドリンクを飲んだり、タピオカを使用したスイーツを食べる」など、タピオカに関わる活動を指しています。

就活や婚活というほどエネルギー量を感じる言葉ではありませんが、友人同士でタピ活について盛り上がる若い人の姿が想像しやすい言葉だなって感じます。

タピオカドリンク専門店が登場し、カフェでは通年でタピオカドリンクが販売され、大手コンビニでも、タピオカドリンクは販売されているのです。

 

そんなタピオカブームは、一過性のものではなく、確実に生活に入り込んでいるのではないでしょうか?

タピオカ効果により、福井県福井市では、空きテナントが解消されたそうです。

なので、今回はその事例を元にその背景や、効果、タピオカブームについてご紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

タピオカブームが空きテナントに好影響?

タピオカブームが空きテナントに好影響?そのブームの背景や効果は?1
まず、今回の事例として取り上げるのは福井県でのタピオカの活躍です。

福井県福井市の「第三セクターまちづくり福井」の調査によると、福井市中央1丁目の空き店舗数は、2019年の3月からの半年で7軒減り、39軒となりました。

その理由の一つは、短い期間で新規出店したタピオカドリンク専門店

調査は一階路面店が対象であり、新規出店した15軒のうちの5軒がタピオカ専門店だそうです。

 

タピオカに特化した専門店が、5軒も新規出店するとは、需要の高さを感じられますよね。

以前にも第一次タピオカブームや第二次と数年置きにタピオカバブルとも言える減少を何度かみてきましたが、今回が一番勢いがあるのでは無いでしょうか?

調査によると、空き店舗率は、12.2%となり、前回の調査より1.9%下がり、タピオカブームが空きテナントに好影響を与えたといえるでしょう。

今やかつては活気のあった商店街も年々閉店や廃業などに追い込まれてシャッター街が増えていますから、少しでも閉じたシャッターが開いて人々の賑わいが戻るきっかけになるのならタピオカの存在感にありがたみを感じます。

タピオカブーム!その背景や効果は?

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タピオカティーは、ミルクティーに、大粒のタピオカパールを入れた、台湾発祥の飲み物です。

タピオカミルクティー」、「タピオカドリンク」とも呼ばれます。

中国では、自分の店でタピオカを作って提供する店が多く、国際的にもとても人気がある飲み物です。

人気の理由として挙げるなら、緑茶や、ほうじ茶、ウーロン茶でミルクティーを作るなど、タピオカ自体に味がない為に、アレンジがしやすく、バリエーション豊かな商品があるところが飽きない魅力でしょう。

 

台湾では、持ち帰りした時に、こぼれないようフィルムで密閉して販売するのが一般的だそうです。

フィルムがあると、安心して食べ歩きができて、タピオカドリンクを片手に街を歩くといった行為自体が、海外のような光景で楽しいのかもしれませんね。

福井市の担当の方によると、タピオカ専門店が出店した当初は、平日でも行列ができていたそうです。

今でも、タピオカを片手に歩く女性は、多くいるとの事です。

 

タピオカドリンク専門店は、タピオカブームの当初は都内を中心に出店していました。

きっと、地方の若い女の子は、インスタグラムに映る、タピオカ片手に写真に写る若者に憧れていたことでしょう。

インスタ映えとしてタピオカのバズった写真はネット上にすごく溢れましたからね。

なので短期間に出店したとはいえ、タピオカブームは、空きテナント解消に効果があったといえますよね。

タピオカブームはいつまで続くことが出来るのか?

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もはや、一過性のものではなくなっているタピオカブームですが、一体いつまで続くのでしょうか?

ちないみに冒頭でもお伝えしたとおりタピオカのブームは初めてではありません

第一回タピオカブームは1992年(平成4年)に、初めてのタピオカブームがありました。当時は、物珍しい物を一度は食べてみようといった感じでした。

この頃のブームだと覚えている人もうろ覚えかもしれませんし、2019年のブームの真っ只中にいる人達はまだ生まれていない可能性も高いです。

何気に今のブームを起こしている人達が存在する以前からタピオカって有名でした。

 

第二回のタピオカブーム2008年に台湾ブランドの黒いタピオカが入ったミルクティーが一躍有名になりました。

なんとなく覚えているような気がしますが、好奇心で一度食べてみましたがモチモチっとした食感が小さな白玉粉のようでいて、少量なら美味しいかなと感じました。

ただ、毎日食べたいと思う美味しさでもなく、よく流行るなぁと思いましたが、女性ウケがすごく良かったみたいですね。

 

そして、今の第3次タピオカブームを迎えます。

東京には、300店以上の店があるそうです。

マツコの知らない世界」でも取り上げられて、「タピオカドリンクの世界」と題して、女子大生がタピオカドリンクについて熱く語っていました。

そこまで熱く語られると、一度はタピオカドリンクを飲んでみたくなりますよね。

 

またタピオカドリンクは、見た目が可愛らしいので、もはやファッションのようなものかもしれませんね。

インスタグラムの流行と共に、可愛い飲み物を一緒に写真をとって共有したいという印象を受けます。

おそらく、第一次・第二次のタピオカブームにはこのファッションに近い魅力が発揮されていなかったので、今回のブームほど伸びなかったのかも知れません。

ファッションとして捉えると、インスタ映えとの相性も納得行くのではないでしょうか?

第一次ブームとは違って、国際的にも人気なタピオカドリンクとして、流行っているので、タピオカブームは、しばらくは続いてゆき、定番商品となる可能性もありますね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^

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