どの時代も、若者はいつも異星人。
多少理解しがたいところはあっても、そこにはスーパーマンもウルトラマンもたくさん隠れています。
今どきの若者はと嘆く前に、採用する側にも見抜く覚悟が必要ですね。
最近、求人担当者がしっかり選抜して本採用しても、職場体験しに来たかのように短期でやめていくとぼやくのを耳にしました。
第一印象を演出するマニュアルは持っているけれども、立つ鳥、あとをにご…しても平気な若者が多いとのこと。
たとえプライベートを犠牲にしても、仕事にありつければありがたいという時代ではないようです。
今回は、永続的に目標を共有して働いていける社員を迎えられるように、魅力的な求人募集をするための3つのポイントをご紹介します。
求人募集は会社の自己紹介:①創業から将来まで経営陣のビジョンを伝える
昨今の就活は、どこにチャレンジするかを決めるのはネット利用の個人活動で、情報収集力が必要とされます。
就活サイトで検索して、目に付いた企業や職場のHPをみるというのが主流になって、求人側は、目に付くサイトを用意する必要があります。
各企業のサイトを見ると、
1社長あいさつ
2部門説明
3成果物(自社商品や、建造物などの作品、特許製品など)紹介
4輝く社員のインタビュー
世評などが紹介されています。
求人側としてできることは、いかにそれらのページで会社のリアルを美しく元気に伝えるかに努力することでしょう。
社長の苦労話はさほどに気をひきませんが、一転、商品開発の失敗話などを織り交ぜて紹介すると、読み手の印象に残り、その仕事の楽しさ、スリルを伝えることができるでしょう。
成功企業の社長を取り上げるTV番組でも、現在収益上集中であることのアピール、基盤となる過去の失敗談、ますます広がる未来展望を三本軸として扱っていることが多いですね。
今の求職者は、安定を求めるとともにゲームのようなスリルをやりがいと感じる傾向にあるようです。
失敗をも成功への一手段としてしまう会社に共感させ、自分もともにそのようなスリルにチャレンジしたいと思わせるようなアピールをするのが、求人成功のカギでしょう。
求人募集は会社の自己紹介:②スタッフ紹介で働く仲間の今を伝える
就活時期の学生の場合、在学中にインターンシップで短期の就業体験に出かけることが多いですね。
また、先輩訪問と称し、めぼしい企業に同窓先輩を訪ねて、職場の様子を聞いたりすることもあります。
会社周辺の喫茶店などで、社員同士の会話に聞き耳を立てたり、店の人に評判を聞いたりということも就活の裏マニュアルなのだとか。
求職者は、当然、会社の情報を欲しがっています。
求人情報の出口となるHPで、スタッフインタビューや職場環境、福利厚生の活動や施設など、魅力的な情報を発信するとよいでしょう。
また、スキルアップのための講座の紹介や今後の計画・社内コンペの開催など、会社が常に社内の活性化に努めているというアピールを盛り込むと、さらに注目されるでしょう。
求人募集は会社の自己紹介:③社員インタビューで入社後の将来像を伝える
先に、採用しても気軽にやめると嘆く採用担当者の例をあげましたが、職場の先輩とのコミュニケーションを楽しめる人物は、注意を激励と受けとめられたり、先輩や上司に相談して、経験談を聞けたりしやすいです。
社員同士の同好会活動や懇親会のようす、また、ともに頑張ったプロジェクトの経験談などを紹介すると、元気な職場を想像させられます。
職場の明るさを伝えることが、入社を検討する人のハードルを下げるでしょう。
サイト訪問者に、会社に対するあこがれを持たせるには「こんなすばらしい社員がいますよ、あなたもそうなれますよ」ということを伝えたいですね。
その代表として、社内コンペなどで受賞した人や会社の利益に貢献した人の経歴や努力談・今後の仕事に対するビジョンインタビューなど、会社に対するあこがれや興味を誘うコンテンツを盛り込むとよいでしょう。
求人募集で会社の魅力が伝わる3つのポイント!会社とスタッフ紹介の先は?まとめ
今の仕事探しはネットを介して会社情報を収集し、エントリーし、スマホで合否結果を通達される時代ですね。
有望な社員を迎えるために、それを利用しない方はありません。
求人募集は、社風に合った人物を得られてこそ成功です。
会社が自社をうまく自己紹介することで、多くの人の応募を得られ、多くの人から選抜できるでしょう
活発な将来性ある会社を、魅力的に伝えることができるように、すばらしい求人情報を発信してください。
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