2018年12月末に、米グーグルが2019年に、日本において求人関連事業に参入すると報じられました。
グーグルが提供する検索サイトで、仕事に関するキーワードを入れると、複数の求人サイトからの情報が、提示されるという仕組みです。
このような仕組みのサービスは、2012年にリクルートホールディングスが買収した、インディードがあります。
求人サイトや、新聞のメディア、企業の採用ウェブサイトなどから情報を収集し求職者は掲載元で情報を閲覧、応募する仕組みです。
グーグルが参入することで、どのような変化がおきるか気になります。
そして、2019年1月23日に、「Googleしごと検索」という名のサービスが開始されました。
Googleしごと検索の別名は、「Google for Jobs」です。
今回の記事では、Googleしごと検索の使い方と、掲載方法、ガイドラインが役に立つことについてご紹介します。
Googleしごと検索の使い方と掲載方法は?
グーグルの検索画面で、「新宿 バイト」と調べます。
すると、「求人」という題で枠に囲まれた、新宿付近の求人が表示されます。
検索結果画面では、3つの求人が表示されています。
下部の「他100件以上の求人情報」をクリックすると、左側に求人情報が羅列され、見たい求人情報をクリックすると右画面に、詳細が表示されます。
そこには、
仕事内容
給与
シフト・勤務時間
応募資格
待遇・福利厚生
住所
などの記載があり、応募ボタンがあります。
応募ボタンを押すと、求人サイトが表示され、そこからWeb応募や電話で応募ができます。
Googleしごと検索の求人情報画面では、
カテゴリ
地域
投稿日
企業
など、絞りこみができます。
他にも、求人情報を保存することができたり、画面左下に表示される「この検索に関するメール通知アラートをオン」にしておくと、情報をメールに通知してくれます。
バイトや仕事を探す時は、調べるだけで時間がかかってしまい、何かと億劫です。
求人サイトを開いて、検索して見つけるという作業があります。
Googleしごと検索なら、求人サイトを開く、一手間がなくなります。
とても使い安くて便利だと思いませんか?
Googleしごと検索に、求人情報が掲載されたら、応募者はきっと増えるでしょう。
Googleしごと検索は、Googleのクローラーを利用して求人情報を読みこみ、人工知能(AI)やディープラーニングを使い情報を表示しています。
Googleしごと検索に求人情報を掲載する方法
・自社の求人サイトで構造化データのマークアップを行う
・Googleしごと検索に対応している採用管理システムを使う
・Googleしごと検索に対応している求人サイトに掲載する
流れとしては以上のような方法がありますので、一度試してみると人材確保に悩んでいるようでしたら良い結果につながるかもしれません。
まだGoogleしごと検索は立ち上がって1年も経っていませんから、少しでも早く始めてみて、失敗してみるのも今後に間違いなくつながりますし、累積効果として他の求人やヒューマン・リソースの分野で活躍する人に差を付けるには今がチャンスと言えます。
Googleマイビジネスはガイドラインが役に立つ!
Googleしごと検索に求人情報を掲載する場合に、Googleが定めているガイドラインに準拠していなければいけません。
Googleしごと検索で上位に表示されるルールの詳細は、公表されていません。
しかし、グーグルのガイドラインを守ることで、上位表示にできる可能性があります。
グーグルのガイドラインに、検索順位において考慮されるとの記載があるからです。
まずは、必須プロパティの項目を含む求人情報が必要です。
・情報の投稿日
・詳細・募集要項
(資格・スキル・業務時間・学歴・職 務・経験など)
・企業名
・勤務地(詳細であると良い)
・職種
・有効期限
このような、項目が正しく入力されていることが求められます
グーグルの品質に関するガイドラインの基本方針は次のようなものがあります。
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考えページ作成をする。
・ユーザーをだまさない
・検索エンジンでの掲載位置を上げるために不正をしない。ランクを競うサイトや、ぐーグルの社員に、自分が行った対策を説明するとき、やましい点がないかが判断の目安である。
・自分のサイトが独自性や、価値、魅力あるサイトと言えるようになるか考える。
グーグルには他にも、利用規約やポリシーが沢山あります。
読んでみると、違法な事や、倫理に反するものに厳しい印象があります。
Googleしごと検索に求人情報を掲載する場合でも、ユーザーの為の基本的で正しいことが求められているようです。
正直、Googleのガイドラインである利用規約やポリシーは読みづらいです。
文字が凄く多いですし、長いですからね。
ですが、その読みづらい基本の部分にこそ大切な要素がたくさん詰まっていますし、時々更新などもされますので定期的に読んでおくことを強くオススメします。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^
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